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[140648] まわる季節

詩人:甘味亭 真朱麻呂


今が楽しすぎてとてもじゃないけれど未来のことなど考えてる余裕はない
明日のことさえやっとなのにね悲しいぜ
目の前にあるあらかじめ用意された宿命をただ受け入れ
片づけるべきことを終えたらはいおしまい
なんて悲しいぜ

まわる まわる 地球よりずっと速いスピードで
まわる まわる 季節は僕らのからだをはこんでゆく
悲しみ 喜び ペラペラマンガのように僕らに見せるよ
それが時に悲しくておかしくて切なくて拭えない傷跡を心に負うときもあるんだ
それはとてもはかない物語
僕はきっとその物語の中のほんの通行人
神様にとっちゃつづいてく世界にとっちゃ空気のような存在
なんて思ったら悲しくなるぜ 知ってはいるのに自分をはげます言葉がでてこないのに自分をさげすむ言葉ならカンタンに言えるから不思議なもんだ

でもどこかでそんな自分卑屈に思う半面ちっぽけな光感じてるんだ
それが可能性って光ならば信じてみようかな
悲観的な自分や悲しみに弱い僕でも信じてみようかな

まわる季節の中で立ち往生してばかりじゃ何ひとつ変わらないだけだよ
時間は進んでるんだ
わかってる
だからこそ進むのさ
酔っ払いみたいに千鳥足でもふるえた足でも僕は精一杯生きてるんだ
それだけでじゅうぶんえらいよ
理不尽極まりない運命を背負った僕らには上出来だと思う
自分が自分に言うのは少しはずかしくもあるけど自分をはげますため僕は僕を一段高いとこにおくよ
決してえらそうにじゃなくでもさげすむことはしない
そんな感じで僕は僕とふたり生きていく
生きていくという苦しさを生きていけるという素晴らしさに自分の中で還元して
悲しみと喜びでジュースをつくるように混ぜ合わせて僕はそのジュースを飲み続ける
甘く苦いどこか人生の底辺思わせるジュースを飲み歩く

まわる季節の中を闊歩しながら。

2009/03/01 (Sun)
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