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[143369] そこにはいつもキミがいた

詩人:甘味亭 真朱麻呂


さびしい夜は傍にいて
楽しい夜も傍にいて
なんでもない日も傍にいて
あいかわらずの不器用さで僕ら愛しあおう
時の流れに操られ図々しく馴れ馴れしく変わってしまう愛ならばなにも変わらず初々しくぎこちなくいたほうがいい
だから僕らはこのままでずっといようね
誓った あの夜

夢の話をしても笑わないで聞いてくれるのは君だけで
考えてみればいちばん僕の毎日に寄り添う人は君だけ
まるで恋人ってコーヒーに砂糖がつきもののようにあたりまえに傍にいるのが恋人
でも僕らはそんな一般論的な恋人の枠をも超えた恋人同士だから
親と子の関係のような大げさなつながりでつながれた断ち切れぬ関係です
絆は麻縄よりどんな素材のひもより頑丈なつくりだから
永久に切れないさ

とてつもなく長い夜はそこまでもうおでこを出してる夜明けの朝陽に肩をたたかれもうおまえの出番は終わりと月は沈んでいきます 今

涙はなぜかいつも僕の傍にいて
笑顔は都合のいい時出てこなくて
時たまいらだって君に八つ当たりして
だめな僕の言い訳が繰り広げられて
君は傷ついて
その結果
ケンカして
ああ さびしくなる
ああ 自分の首を自分で絞めちゃった

愛は不滅だと言ったのは僕なのに
ばかだよなあ
ばかだよなあ
こんな自分にあきあきするぜ

でもなぜだか明日になれば魔法みたいに夢みたいにまた傍にいる 不思議な二人

でも昨日ケンカしたのはどうやら夢なんかじゃないらしい
僕の心についた傷跡と君のほほに流れた涙のあとと悲しい記憶があるから
僕は反省するサルみたいに君の前 机の前 縮こまる 縮こまる
愛とジョーダンで切り抜けた夜はふたたび磨耗されたタイヤのようにいささかパンクしそうな危なげな結果を残しながらもなんとか持ちこたえた
でも案ずることはない
これでまたひとつ恋愛の罰則を会得したから。

2009/05/10 (Sun)
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