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[99677] サヨナラは群青色

詩人:甘味亭 真朱麻呂

青いパラソルの下で
君と相合い傘
雨を避け 風を受け
寄り添いながら歩く道は永遠にも続くような気がした

裏切りの屋根の下で
君と相成って
目をそらし 俯いて
貧乏揺すり急かす君
あの頃の君とは打って変わって別人だった

飽き飽きしたと君が言う
冷たい声が僕の胸を突き刺す
僕は目をつむり唇を噛み
震える手で判を押した

借金代理人…
自分の名前……
滲んだ朱肉の色……
涙する僕の瞳に映った悲惨な現実
耳元で君がつぶやく
『サヨナラ』という低い声。

2007/04/07 (Sat)
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