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[1195] 君という名の光

詩人:ちぃふぁん

愛と呼べる形を求め続けて

暗闇の中を彷徨い歩いた

いつまでもよく似たパーツを掻き集めて

自己満足だけで安心していたあの頃



あれから何年、時が過ぎたのだろう

終わらせてしまいたい過去の夢を

ポケットに詰め込んで歩いていた

秋の並木道はオレンジ色に染まり

移り行く人の群れを見つめてた



全て知る事の出来ない想いに嘆く



悲しむ事の辛さを知らない人の為に

僕は何度も愛を壊したろう?

そうして分かる事の意味に愛を知るだろう

次に急いで進んでしまってはいけない事

分かってるだろう?



毎日見ている顔 憎めない性格

だけれど何か近付けない雰囲気

響き渡る笑い声を背に聞いていた

何処か懐かしげな居心地を感じて

君の側にいたいと想った



多分君を好きになったのだろう



時が経つのがこんなに早いなんて思わなかった

「またね」と今日も言葉を交わす

また明日君と逢えるのかな?

きっと楽しい事をやめたくなくて

やめないでいるんだね



やまない風に吹かれて 瞳を閉じる

空を飛ぶ感じ ふわりと心まで躍る

流れ来る優しくて大好きな歌



幸せなんてこんな身近な所に、あったんだね

知らなかったよ 気付いてなかっただけ



喜びや悲しみを表現すると

感動する事がたくさんある

僕もその中の一人なんだね



歌は僕の夢を膨らませる



片想いでも良いじゃないか

僕は今、恋をしてる

君を見てるだけで僕は幸せさ



分からないよ 今から何が起こるのか

最初から諦めてちゃ何も出来ないよ



だから僕は期待に胸を膨らませる

もしも君も僕の事を気に掛けてくれているのなら

太陽が僕に向かって微笑むだろう


愛を壊してばかりいた僕 やっと光を見付けたよ

君という名の光を

2005/04/08 (Fri)
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