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快感じゃがーの部屋  〜 「六月」への投 票 〜

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[101914] 六月

詩人:快感じゃがー


雨がやまないよ。

降りしきる中、ポツンと
独り 置き去りのような日



孤独だとわかってて
だから未だ泳いでるのに

君は投げやりな人生を唄うから
僕はまた 闇の陰に
堕ちて行ってしまうんだ



どうしてだろう

僕ら、人一倍繊細なだけで
この世界で生きること
捨て去らなきゃ

元には戻れないんだ



あの頃みたいに
無邪気に笑って、

ただ 愛し、愛されて
同じ時間を共有してみたいと
願っているけれど

今はフィルターが
それを遮ってる



邪魔なものばかり
身に着けてく僕ら


嘘吐くことも
作り笑いも

全部隠して
生きてゆく術さえも



どうしてだろう

僕ら、人一倍繊細なだけで
この世界で生きること
捨て去らなきゃ

元には戻れないんだ


どうしてだろう

僕ら、いっそ切ってしまおうと
心にきめたのに
それすら 虚しくて

何処か 悲しくて
なんだか 心がないてるんだ



此処に生きてる意味を
探すことは本能だと
誰かが 唄ってたけれど

それすら押し込めて
僕ら 行き着く果ては何処だろう




城は今、落ちた。

世界は、終わった。


君は、ヤサシク笑った。



僕は、切なさを
隠し切れないままに

未来を切り裂いてゆくんだ


もうそれだけ

2007/05/14 (Mon)
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