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[16278] “いのち”の尊さ

詩人:evans

まいあさ 校門のまえで

子どもたちを迎える
笑顔の素敵な
メガネの先生

先生は痛みに耐えながら
自分で点滴をしながら

子どもたちと最後まで
真剣に向かい合った

「先生はあと3ヶ月
良くて6ヶ月の命なんだよ」

笑顔で点滴を子どもたちに見せた

「もう 自ら終わりにしてしまいたい
もう このまま朝が来なければ・・・」
そう幾度となく苦しみに
苛まれたに違いない

子どもの幸せのために
ただ その想いで教壇に立つ

病室で自分を励ますために
読んだ「くまと仲間たち」

絵本の中のくまさんが
死んでしまうお話

「くまさんは死んでしまったけど
くまさんの命はどうなったのかな?」
「くまさんは残されたみんなの
こころのなかに生きているんだね」

自分の痛みを堪えながら
笑顔で子どもに語りかける先生

親をなくした子どももいたけれど
いのちの大切さを伝えたい・・・

冬休みまえの終業式
「また新しい年にみんなで会いましょう」

それが最後の言葉だった

校長先生はガンだった

年が明けてまもなく
先生は天国へ旅立った

先生が永眠した自宅の枕元

「いのちの授業」とかかれた
先生の慈愛が高く積まれていた

お別れ式
先生の笑顔の写真

涙で視界がぼやけた

世界中の先生たちが
みんな こういう先生だったらなあ・・・

先生も一人の人間なんだよね

2004/08/23 (Mon)
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