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[17787] 旅の思い出B 時計台

詩人:evans

1878年から
開拓の歴史を見つめてきた
白い木造の建物
赤い屋根と星印

「あぁ 北の街へ来たんだなあ」
改めてそう感じた

写真で見たのと違うイメージ

思っていたよりも小さかった

ビルの谷間にひっそりと
佇んでいたからかもしれない

明治時代 
開拓使の苦労のお蔭で築かれてきた
碁盤の目のように整備された街

遠く山々を望み
ポプラ並木の美しい
路面電車の走る北の街

ロマンのまち さっぽろ

♪この道は いつか来た道♪
  ♪ああ そうだよ♪
♪アカシヤの花が 咲いている♪
(北原白秋 作詞 山田耕筰 作曲)

札幌駅ホーム
夜行列車を待ち列に並ぶぼくらの耳に

鐘の音とともに聞こえてきた
優しく懐かしい郷愁のメロディ

あの感動的な音色は
いまも耳から離れない

2004/10/02 (Sat)
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