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[85166] その滑らかな、

詩人:迷い猫

水のその滑らかな表面に触れる事は叶わない

段差から段差へと落ちて行く
その時生まれる艶やかな曲線
その美しさを肌で感じたいと願い、触れてみようとする


私の指の腹がそれに触れる僅か数秒前は
確かに未だ滑らかなままなのだ。
(しかし触れる事は叶わない)
私の指の腹がそこに触れる僅か数ミリ前は
確かに未だ艶やかなままなのだ
(しかし触れる事は叶わない)


ほんの僅かな私の一部さえも触れることが出来ない

触れた瞬間に密な水の一粒一粒が

崩れる





私はその滑らかさを感じる事が出来ない

2006/09/07 (Thu)
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