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[141011] 幻の一滴

詩人:人間もどき


なにもないところに生まれるもの
なにもないからこそ生まれるもの

「無」が「有」という存在をもつこと
無色がなんらかの色に染まること

なにもないところで始まること
なにもないからこそ終わること

形をもたないものがなんらかの形を得る
ぼくらの人生も夜にみる夢も同じようなもの

そこにあってない
存在してるようでしていない

すべては幻影がなすこと
ぼくらの存在もしかり

人間が生きる今も
人間が死ぬ事実も
現実のようで幻

なにもないところにあたかもあたりまえのようにぼくらは限りある命を手に生まれた一滴のはかない運命を背負って今も着々悶々と死に向かっていながらも楽しく過ごしてる

笑ったり泣いたり
くだらなくバカらしい日々を

そんな毎日がいつか消えれば幻
でもまだ生きているうちは現実

ぼくはまだ眠るには早く死ぬには若すぎる

だから
生きる
ただそれだけ
そんなもんさ
そんなもんさ
考えてる暇はない
釈明の余地もない

ぼくはしたたる幻の一滴として限りある人生で一時の命を生きる 命を自由にできる資格を得た

だから
なるべくしっかりぼくは生きる

やがて死する運命をもっていても爆弾抱えてるなんて愚かしい考えはやめて純粋に生きてみよう

いちいちそれに迷ったって嫌がったって仕方ないさ
ただぼくらいつでも今この時を楽しもう 楽しもう

目をつぶって心に宇宙を広げて涙を流れ星にのせて流そう。

2009/03/11 (Wed)
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