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[171976] 希望という名の舟に乗り

詩人:どるとる


流れ行く時代に ついて行けず いつの間にやら置いてけぼり
みんなの一番後ろでとぼとぼ歩いている
希望は果てて
希望は果てて
もう まばたきもできないくらい
僕は空っぽ がらんどう
瞼の裏の摩天楼
どしゃ降りの日々
希望という名の舟に乗り どこへ行くのか
見果てぬ夢のそのまた夢の百の目覚めと百の眠りの狭間で揺れてる 泡沫のひとかけらに期待をしていたんだ

おーい 聞こえるかい? はるか昔からのあの懐かしい僕の幼い声が
未来の僕に届くかな
もう まばたきしないのも辛いくらい
時間を重ねたよ
心は空っぽ がらんどう
裏の裏は表
表の表は表
裏はどこへ消えた?
そんな無意味な言葉で遊び日々を暮らすよ
瞼の裏の大迷宮
雨上がりの夜
希望という名の舟に乗り どこを目指すのか

希望の残り火
幽かに よみがえり
赤く色づき
はじけたよ
凍てつく真冬の寒さに 襟立てる仕草のように
なんの不思議もない
ありふれた行いよ
いつまでも
流れてゆけ
はるかな
はるかな
時の彼方へも
希望は果てて
希望は果てて
残っていたのは
なんだろう
僕の中にあるものは
なんだろう
何もないさ
べつにいいさ
僕には腐るほどの明日がある。

2011/11/02 (Wed)
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