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[180526] エンドロールに見送られて

詩人:どるとる


今日が終わる
誰かの頑張った
泥だらけの笑顔が
夕暮れに映えるね

浮かぶ船の向かう先をずっと見てる
波に漂う白い船が夕日に照らされてる

それぞれの終わり
それぞれの物語
苦労したことや
冷や汗かいたこと
躓いた膝の痛み
失敗した時の涙
悔しい思い
全部あの夕日が
さらっていった

さよならと手を振る君の瞳に映る
あの夕日に 赤く照らされて 遠ざかる君の背中がさみしさを滲ませてる

僕らはエンドロールに見送られて 画面の彼方に消えてく
たくさんの1日が押し寄せてはどこかもわからない昨日に退いてく

僕はただそれを何も言うこともなく
笑うけれど本当はね本当はね 寂しいのさ

今日が終わる
誰かの傷口から
流れる優しさで
何も見えない夜

星の瞬きに
目を奪われて
僕は夜の端っこ
ひとり目を伏せて
夢に沈もう

朝が来るまで
夜が終わるまで

エンドロールに見送られて。

2013/01/26 (Sat)
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