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[184869] 夕まぐれ

詩人:どるとる


夕暮れの道にひとり帰る場所を見失い
切れかかった自販機の横
草臥れたベンチに腰掛けて煙草を吸う

もう何にも 心配しないでいいさ
あとはただ ひたすら坂道を下るだけ

こんなに 切ないのは どうしてなんだろう
胸の奥 瞼の裏 今も焼き付いている
あの赤い夕日の色が忘れたはずのあの思い出を 映している

きっと悲しいなんて言ったら僕なんて
世界中見渡せば幸せなほうなんだろう
でも何かが満たされないでいるから

時折、手の届かないと知りながら
つかめるはずもないものさえ欲しがる

こんなに きれいな空なのに もの悲しい

ねえ 僕は ここにいるよ 痛いくらいに
抱きしめていて じゃないとすぐにはぐれてしまうから
今日も愛してるをください

街灯が照らすのは 僕の足元
心を照らしてくれるのはきっと
僕と同じ心を持った人でなければ
夕まぐれ ひとり迷子のように佇み
耳をすましてあなたの声を 人混みの中に探す

こんなに 切ないのは どうしてなんだろう
胸の奥 瞼の裏 今も焼き付いている
あの赤い夕日の色が忘れたはずのあの思い出を 映している。

2014/05/04 (Sun)
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