詩人:どるとる
死が近くにある僕はいつか知る終わりを抱いてる変わらないと思うのは変わらないと思いこんでいるだけだ本当はあらゆるものが変わってゆく変わり続けてゆく窓ガラス雨が絶え間なく滑り落ちていく何を洗い流すための雨だろう言葉はいつも都合がよくて思考の奥深くふさぎ込んでいる終わらないものなんて何ひとつない世界だ僕は それでも終わりある花の一生こそ美しいと叫ぶ終わりがあっても終わらないものならいくつでもある僕も君も例外じゃない。