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[187360] ひとりのうた

詩人:どるとる


何か悲しいことがあったときは
側にいる誰かに助けを求めなさい
弱さをさらけ出すことは
恥ずかしい事じゃないから
誰だってひとりじゃ寂しくて切なくて
でも誰かが側にいればきっとひとりじゃわからないことがわかるんだ

片方の手を 誰かの手とつないで 歩いていく僕ら歩いていく

ひとりじゃ 出来ないことも
誰かと力を合わせれば
はじめて出来る事がある
違う人同士すべてを分かり合えなくても
心は通い合うさ
ほらあなただってどこかで誰かに
助けられて救われている みんな誰かに支えられているのに
ひとりで生きてるように思ってるだけだ

心が寒さにふるえるときには
胸の中隠してる寂しさを見せて
傷跡さえもごまかさないで 笑わないからさ
空回りしてばかりの僕は不器用で
時々途端に孤独に気づくと夜も眠れないときがあるんだ

小さな優しさや思いやりでいいから 誰かのぬくもりに包まれたい

生きていくということは
簡単なようで意外と難しい
振り返ると間違いだらけで いつも何か不安そうにしている
そんな僕がいる
ひとりで生きてる気になってるだけの
僕なんていざひとりになったら 何ひとつうまく出来ないよ
でも本当にひとりきりなら 僕を思う厳しさもないね

ひとりじゃ 出来ないことも
誰かと力を合わせれば
はじめて出来る事がある
違う人同士すべてを分かり合えなくても
心は通い合うさ
ほらあなただってどこかで誰かに
助けられて救われている みんな誰かに支えられているのに
ひとりで生きてるように思ってるだけだ

ひとりで生きてるようで いつも誰かに
足りない部分を補ってもらってる僕らは
見えない誰かの優しさや愛に気づけずひとりだと勘違いしてるだけだ

ひとりになろうと思ってもひとりになんてなれるはずもないよ
だって僕らが謳ってるひとりは ひとりなんかじゃないんだから生きてるかぎり謳えない ひとりのうた。

2015/01/26 (Mon)
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