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[187535] 黄金の夜明け

詩人:どるとる


高気圧が天気図いっぱいに広がる
太陽は日ごとにギラギラと街に落ちてくる
なけなしの勇気で踏み出した一歩は
いつも まるで最後のお願いみたいに
何度でも 振り出しから
どこへ行こうか?
青い空は地図になる
雲の羅針盤が指し示すのはいつだって明日

運び届けよう この夜明けを君の明日へ
黄金色の光の絨毯を海の果てまで広げる
それはまるで魔法のよう ほんの一瞬の出来事

西高東低の気圧配置 概ね晴れ
開けた窓から よく晴れた青空が見える
ありったけの 声で叫んだ大義名分は
いつも きれいごとみたいに 耳障り
僕も流行りに埋もれた
どこへ 行くのか
淀みない流れに乗りながら
旅は続く 果ての果てまでも 捲るページ

あがいてもがいて たどり着く場所には
咲いているだろうきれいな未来が
それは地図にすら載らないキオクの旅

今日が明日に はるかな未来に ひとつのレールでつながってゆくよ

運び届けよう この夜明けを君の明日へ
黄金色の光の絨毯を海の果てまで広げる
それはまるで魔法のよう ほんの一瞬の出来事。

2015/02/13 (Fri)
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