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[189231] 君のいない朝

詩人:どるとる

言葉が欲しいときそばにいて欲しいときに

誰もいないから寂しさに僕はのみ込まれてしまう

悲しいとか嬉しいとかちゃんと
伝えてくれなきゃわからないから

不器用な僕は気づかないふりで
君に背中を向けていました

本当は気づいていたよ君の涙にも寂しさにも

それなのにどうして僕は君を
一人にしてしまったんだろう

やっと気づいたのは
君がいなくなってからだったよ

僕を見つめる君の瞳が求めていたのはなんだろう

それはありふれたぬくもりとか優しさなんだろう

本当にそばにいてあげなきゃいけないときに僕は君を一人にした

君の頬を涙が伝う 雨が今も降りやまない

もっと優しさを 総動員して君を愛せばよかった

それなのに 何を勘違いして 僕は君の手を離したんだろう

気づくと君のいない世界で 今日も朝を迎えていた

窓に映る君の笑顔が悲しそうに

僕を見つめている そんな目をさせていたんだね

本当は気づいていたよ君の涙にも寂しさにも

それなのにどうして僕は君を
一人にしてしまったんだろう

やっと気づいたのは
君がいなくなってからだったよ。

2015/09/21 (Mon)
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