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[151197] 真心と下心を君に

詩人:どるとる


本当はね本当はね
死ぬまで隠しておきたかった下心
ふとした瞬間に見え隠れするよ
君のその太ももやうなじを見るたびにイケないイケないと思いながらも
はしたない想像が僕を獣にかえす
鼻息聞こえないようにうつむいてる僕を見る君の目に僕は汗がだらだら

下心ってなんかロマンチックな響きではあるけど
そのままの意味じゃなんか卑しいばかりだからどうかただの下心にしないで
たとえばこの下心はただひとりの人のためにある下心だって言えばきっと卑しくもなくなるでしょう

だから僕は

健全な真心とちょっとどす黒い下心を併せて君におくるよ
アイラブユー
受け取ってくれるかな
キャッチしやすいようにさ
下投げで投げるよ
そして聞き取りやすいように
ゆっくり時間をかけて言うよ
一生かけても
もしかしたら
永遠かけても
言いきれない
言葉を
真心と下心で
混ぜ合わせて
君におくるよ

ああ 君がなぜかそんな気持ちにさせてくれた
だからなんだね
君だけを好きになれるのは
君だけしか好きになれないのは
君だけを愛してるからだって

気づいた瞬間あふれた涙
下心を裏切るように
ほらやっぱり君には
どんなまやかしも通用しない
僕は君のまえで嘘はつけないよ

君の太もも
それにうなじ
すごく魅力的だよ
どうかそのままの意味合いで受け取らないで
君が好きだからこそ言える下心もあるんだよ
もしかしたらそれが真心から生まれた
小さなかけらってこともあるんだよ

だからこそアイラブユー
だからこそプレゼントフォユー
このラブソング

どうしてかな
ここから先は行き止まり 立ち入れないようさ
独り善がりの思いでも遠慮なく唄ってしまう
君が笑ってくれるならそれで僕はいいから

なんてね 想ってるよ。

2009/12/13 (Sun)
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