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[190062] 春も嵐も

詩人:どるとる


どうにもこうにもいかない日々が

会わせ鏡のように ただ続いていく

漠然とした 迷いだけが 不安を降らす

はじめて知った涙はしょっぱい味がした

少年でいたいよ 若葉のような心のままで

あるがままに生きたいと願う気持ちを

容易く追い越していく光のスピードで

ちっぽけなプライドを笑い飛ばす世界

「いつまで強情を張ってるつもりだ」

いつでも現実は痛いとこを突いてくる

だから、邪魔くさい目隠しを取っ払って

そこにある¨本当の世界¨に気付くべきだ

一朝一夕には ならない様々な

問題が答えなき宿題を提示する

鏡に映るまだぼんやりとした自分

自分がわかっていないつながらない輪郭

もしも愚か者になるなら夢に貪欲であれ

奇跡など ありもしないものを待つよりも

片っ端から 試していくのだあらゆる全てを

春も嵐も 何色にも染まれない気持ちも

犯した過ちも 明日の糧になれ

きれいなだけの花に興味はない

歌うんだ 弱さ 狡さ 浅ましさまで

ひっくるめて自分だと気づくために

「生きているから僕は生きていく」

いつまでもその繰り返しさ 行ったり来たりの毎日さ

その思いに答えなんかいらない

楽をするための近道なんかいらない

そんな思いに 到達するために 迷い悩んだ過程がある

少年でいたいよ 若葉のような心のままで

あるがままに生きたいと願う気持ちを

容易く追い越していく光のスピードで

ちっぽけなプライドを笑い飛ばす世界

「いつまで強情を張ってるつもりだ」

いつでも現実は痛いとこを突いてくる

だから、邪魔くさい目隠しを取っ払って

そこにある¨本当の世界¨に気付くべきだ

ここにいる¨本当の自分¨に気づくべきだ。

2015/12/02 (Wed)
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