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[190247] サテライト

詩人:どるとる


途方もない旅の行程は
行き着く場所を知らず
宛もなく行ったり来たりを繰り返す

誰かがいつか歌っていたみたいに
僕もまた 同じ気持ちで
叫んでみるのさ 大きな口を開けて

愛してるだけで片付けられた愛だったり
正義という名の非道な暴力だったり

空を見上げれば 宿題は多いけれど

足元に咲く一輪のタンポポの花だったり
雨上がりに架かる七色の虹だったり

たとえば 街にあふれるありふれた優しさだったり
はからずもここにある誰かのぬくもりに
本当のことは あるのかもしれない

路線図に 走るいくつものレール
この電車はどこに行くんだろう
乗った覚えもないのに乗らされて

絵に描いたような幸せを求めるより
僕なら 線からはみ出したような
ときめきのために 走り出す

ビルばかりの東京の街に吹く風は

とても冷たくて弱い心をあざ笑っている

どこまで行けるかわからないけど行こう

昨日見たおかしな夢の続きだったり

ふいの思い出し笑いの理由だったり

たとえば 君とつないだ手の温かさだったり
頼りない背中 嘘ばかりの言葉

まだ薄らぼんやりとした曖昧な決意

大人になろうとするあまり背伸びするように あやふやな線を縁取る
青すぎて なにも知らない 僕はまだ卵の中さ
そんな僕を支えているのは 僕じゃなく僕以外のすべて

愛してるだけで片付けられた愛だったり
正義という名の非道な暴力だったり

空を見上げれば 宿題は多いけれど

足元に咲く一輪のタンポポの花だったり
雨上がりに架かる七色の虹だったり

たとえば 街にあふれるありふれた優しさだったり
はからずもここにある誰かのぬくもりに
本当のことは あるのかもしれない。

2015/12/16 (Wed)
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