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[190251] 等身大の歌

詩人:どるとる


歩き続けて どこに行くんだろう
宛もないままで気まぐれな旅は続く

風の残したあしあとをたどればその先に
青い空が 広がって白い雲が流れてた

幸せはいつも 風の中 気づかずに通り過ぎてる
見知らぬ駅のベンチの下に咲く花

涙流さなければ 出会えないものを
君はたくさん持っている

人はそうやっていくつもの日々を流れるように生きていく

いつの間にかあんなに小さかった
君が僕の背丈を軽々追い越していた

言葉を覚えすぎて余計なことを知りすぎた
人をいたずらに傷つけて心を腐らせた

どうして 僕は 生きているのだろう
答え合わせしても わからないよ
答えなんてあるのかな

悲しみを知って 優しさを知る
誰かの痛みを肩代わりするように

伝わるはずもない痛みが涙になって
僕の心に深く突き刺さる

同じ痛みを感じれたならどんなにいいだろう
君のすべてがわかるのに

できないことばかり求めてしまうよ
焦りを隠せない
気持ちが伝わらない言い訳に

涙流さなければ 出会えないものを
君はたくさん持っている

人はそうやっていくつもの日々を流れるように生きていく。

2015/12/16 (Wed)
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