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[191117] 夜明け前

詩人:どるとる


雨上がりの 東京の街の夜は
いつもとは少し違う華やいだ雰囲気で

洒落た店が建ち並ぶ
お酒の匂いに酔いながら

あ、星が流れた そんな君の声がした

こんな夜には 涙なんて似合わないね
だから 無理にでも笑おう
明日の幸せ祈るように

星空に 眼差しを泳がせて
缶珈琲 片手に 一人黄昏る

多分僕が思うよりもずっと
悲しいことは 尽き果てないのに

そんなこと関係なしに僕は
生きていることを 心から楽しみたい

仕事をちゃっちゃと終わらせて
今夜は君と二人で秘密のデート

ロマンチックなんかじゃないから
君を楽しませてあげれるかわからない

だから手探り状態さ

言葉よりも きっと一緒にいること
それが何より 大事なこと
今ならそれが わかるんだ

君の手をどこまでも引いて
終わらない夢を追いかけたいんだ

言うより まずはやってみることだ
下手くそでも一生懸命 それがスタンス

君が僕を思う気持ちが僕を強くする
明日も僕は この街で頑張るよ

キラキラ まぶしいくらい 星が輝く夜

明日は晴れ それだけで心も 青空

さあ 夜明けまであまり間もないけど

もう少し 夢にまどわされていたい

星空に 眼差しを泳がせて
缶珈琲 片手に 一人黄昏る

多分僕が思うよりもずっと
悲しいことは 尽き果てないのに

そんなこと関係なしに僕は
生きていることを 心から楽しみたい。

2016/03/13 (Sun)
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