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[191750] たしかなこと

詩人:どるとる


舞い降りる 小さな花びら
開いた手のひらに落ちて
また風に 運ばれていく
手紙も残さず宛もない 旅に出ていく

跡形もなく 消えてしまう運命を受け入れられずに
散りゆく花から まだ目を離せない

つないだ手だけが知る いくつもの物語
けっしてドラマチックじゃないけど
僕と君の唇で結んだ数ページの思い出

この手があなたから離れるときが来るのなら
その日を 待つことも 大切なことだろう
でも それまでは離すことはない

あなたがいる そんなたしかなことが
君と世界を つないでいるのだから

コップに水を注ぐように
何かで満たしたい気持ちを
寂しさなんかで埋めないで
あなたの言葉が胸に突き刺さる

避けられない運命は 誰が決めた運命だろう
もし神様がいるなら 僕は許せそうにない

離れては また寄り添う 手が描く未来を
君だけが知ることができないなんて
なんのために日々を重ねてきたのだろう

愛を ささやく唇がさよならを 言う日が来たとしても
僕はあなたとの 日々を忘れないだろう
振り返るたび涙になってしまっても

あなたがいた そんなたしかな足跡を
心に刻んで また明日に届けていくよ

伝えたいことはいつも ごまかされて
言葉にできなかった あふれるほどの気持ちを
そしてまたひとつ 春は過ぎまた 夏になる
君が少し遠くに 見える

この手があなたから離れるときが来るのなら
その日を 待つことも 大切なことだろう
でも それまでは離すことはない

あなたがいる そんなたしかなことが
君と世界を つないでいるのだから。

2016/05/23 (Mon)
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