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[191829] 遠くまで

詩人:どるとる


ストレスは増えていくばかりなのに
貯蓄は日ごとに減るばかりだな

魔法も超能力も使えない僕は
血のにじむような努力をしてやっと

努力に見合うだけのささやかな
見返りを 手にしては笑うんだよ

遠い昔、友達と はじめて電車に乗った日
知った世界は あの日から 広がったよ

たまには計算より好奇心や気まぐれにまかせて旅に出てみよう

窓から見える ぬけるような青空が
世界に終わりなんかないように広がる

空と海の青が混ざって境目が曖昧になる
聞き飽きた自慢話は鼻で笑ってやれ

行き先なんて何処だっていい
家猫みたいな心を連れ出すんだよ遠くまで

絵日記に描き足そう思い出をもうひとつ
海なんかよりずっと素敵な場所がある

回り道や遠回りは出来るけど
どうやら近道は生憎ないんだ

路線図をたどった先には何があるのかな
昨日と明日の 境目にある今日で夜明けを待ってる

光を宿した瞳に映っていた世界は
いつか見た絵はがきの中の原風景だ

今しか出来ないことをしようと走り出す
逃げ水の彼方に 明日を探しに行こう

もしも動機が不純だっていい
まだ知らない景色を僕に見せてあげるんだよ

何の苦労もしていなさそうな鳥も 空に飛ぶのには少しコツがいる
人間だって ハイハイから歩き出したんだ
最初から 飛べる鳥はいないし 歩ける人間はいない
そもそもこの世界はそんなに狭くはない

窓から見える ぬけるような青空が
世界に終わりなんかないように広がる

空と海の青が混ざって境目が曖昧になる
聞き飽きた自慢話は鼻で笑ってやれ

行き先なんて何処だっていい
家猫みたいな心を連れ出すんだよ遠くまで。

2016/06/02 (Thu)
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