ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > ロマンスのために(スペーシアイメージソング) > 投票

どるとるの部屋  〜 「ロマンスのために(スペーシアイメージソング)」への投 票 〜


[192212] ロマンスのために(スペーシアイメージソング)

詩人:どるとる


小説の構想を 書いていくように
想像膨らませながら明日をイメージする

眠ることも知らない 時間が
時計の針を 進ませて夜を朝に変える
積み重なっていく昨日 今日 明日

めくられていく 暦を 追いかけて
重ねた手のひら 燃えるように熱いのは
誰のせいでもないと空が 笑った

思い描いてる いくつものもしもが
明日の世界を 広げたり 縮めたり

不安がりもするし 無駄な期待をしたりもする
その中に光る ささやかな夢を忘れないで
明日僕らに訪れるロマンスのために

降るような 星空を見上げている夜
画用紙がないなら 空がキャンバスだ

あいにくと魔法が使えない僕らは
空も飛べなければ 時も越えられない
でも 一歩ずつが わりかし楽しい

たまに出くわす苦労もたまには 有り難い

僕を追い越していくのは想像してたより
ずっと 足早にイメージに近づいた未来

ふいに窓を開けて 風に抱きしめられたら
意味もなく ふと大切な誰かを思う
誰かの幸せも 願うことができるよ

靴を磨いておこう
夢の場所にたどり着くときのために

思い描いてる いくつものもしもが
明日の世界を 広げたり 縮めたり

不安がりもするし 無駄な期待をしたりもする
その中に光る ささやかな夢を忘れないで
明日僕らに訪れるロマンスのために。

2016/07/23 (Sat)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -