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[192582] 雨上がりの午後に

詩人:どるとる


あくびひとつして 思い出し笑いをする
雨上がりの午後に 見つけた七色の虹

ありふれた 幸せがひとつまたひとつ
昨日までの僕の世界が変わってゆく

悲しみもいつしか優しさになって
君を照らしているよ
手のひらを開いて
光が 溢れんばかりに零れた

いつもの SUNDAY
余計な言葉は いらないよ
愛してる ただそれだけで
どこまでも行けそうな気がする
だから 踏み出そう
買ったばかりの スニーカーで

屋根の上で見上げた星を 数えていた
すぐ傍にある夜が どこか遠くに見えた

スタートを切って 走り出すとき
迷いは跡形もなく消えてしまった

流れていくよ あたたかい涙
優しい雨が 思い出を輝かせる
他愛ない 時間の中で育まれたストーリー

近道なんてないから 遠回りでいい
君が笑ってる 世界に僕もいたい
なんだってやれそうな気がする
だから 振り出しから
また 歩き出そうか

振り返る 瞳に
映るいくつもの
昨日が どれだけ
美しくても
前に進むだけだ
それ以外に道はない

悲しみもいつしか優しさになって
君を照らしているよ
手のひらを開いて
光が 溢れんばかりに零れた

いつもの SUNDAY
余計な言葉は いらないよ
愛してる ただそれだけで
どこまでも行けそうな気がする
だから 踏み出そう
買ったばかりの スニーカーで。

2016/09/19 (Mon)
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