詩人:悲
あんだけの綿菓子
食べれるんだろうかなんて
思ったりしてます
あの上に乗りたいななんて
思ったりしてます
あれわ水蒸気なんだって
座ったら落ちるんだって
大人が言ってきます
誰がそう決めたなんて
百万の道を辿っても答えには辿り着かない
綿菓子わ溶け出して
僕に突き刺さった
現実と同じ冷たさでした
溶けた綿菓子わ甘くありませんでした
世の中もそんな甘くありませんでした
綿菓子が溶けた後
キレイな橋が出来上がりました
その橋は
母さんがいる所に繋がってました
母さんに会いに行こうと思います
橋に繋がる道わまだないけれど