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[77489] 悲しみのピリオド

詩人:キュウー

眠い目を擦る僕に
おはようのキスをする

君がいきなり抱きつくから
せっかく起き上がった僕の体は
すぐにベットと平行になる


急に泣き出した涙の意味がわからずに

君の涙の意味を考えた

でも
君にはその沈黙が苦痛だったみたい


もたれかかったコンクリートはやけに冷えていた

閉まりきらなかった扉の隙間から君を見付だせたなら
君の腕掴めたんかな


太陽が照らし出す僕の手は

握り締める君の手を失っていて

月が照らし出す僕の足は

君と歩く時より重く遅くなってないた



ただいまが響く部屋に
おかえりの声は無く


すすり泣く僕の叫びだけが


木霊するように…




2006/06/12 (Mon)
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