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まとりょ〜鹿の部屋  〜 「飢」への投 票 〜

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詩人:まとりょ〜鹿

真冬の様な乾きと
真夏の様な渇きが
一寸の猶予も与えない。

分かりきった話
分かりたくない頭
一致して離れた心

他が為に
今日も夜が来るのなら
他が為に
明日も朝が来るのなら
縛りが去りゆく日は何時か?

判らないのに模倣し
宛もないのに模索し
人は皆、鋭く無関心

満たしてくれとは請わないが
その条件を箇条書きにしておくれ

器は確実に狭くなっている
なのに満たす量すら併せて少なく

壊す事なく生きるのか
余す暇なく生きるのか

時にその感覚が
正解であり
そしてその時に
改めて人の温度を感じる

2014/11/09 (Sun)
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