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[114982] 余韻

詩人:himari

誰も知らない
二人の駆け落ち場所
体を重ねて
手を絡ませて
何度も口づけをして


そこは素裸の私が居て
包み隠さず

本能のまま求めて


罪悪感や、時が経つのを
振り払うかのように

背中に爪を立てて
きつく抱き締めあう




二人が

魔法からとけたかのように
理性を取り戻して

服を着替えて

車を動かす


刻々と時間が迫っていく

体には優しい傷跡と
優しい余韻

後ろ髪ひかれるような
寂しそうな眼


さよならの時間


何度も抱き締めあって
離れるときに


私たちの関係が

思い知らされる






「またな」


髪を直して

口紅を塗り直して


何も無かったかのように

歩き出す



2007/11/18 (Sun)
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