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[135849] お母さんと私

詩人:剛田奇作

ねぇ、お母さんは

私を許してくれる?

まだ私のこと好き?



私…

いつも口論して
酷いこと言って
お母さんを追い詰めたね


なんて親不孝な娘


昔、約束守ってくれなかったこと
いつまでも
根に持って

頭に浮かぶのは
してくれなかったことばかり


恩知らずな娘


どうしてお母さんを許してあげられなかったんだろう


私が昔
過食症の時


お母さんの作ったごはん 吐いちゃって

それがばれちゃった時

吐きたいだけ
吐けばいい
また作ればいいんだから

って言ってくれた


語尾は泣きそうになって
わざと気丈に
立ち去った


お母さんの作ったおかず

すごく
すごく美味しかったよ

なのに吐いちゃって

ごめんね



私がお母さんに少しも妥協出来なかったのは

一番大好きだったから

100%解り合える親子になりたかったの

なんて
ただの甘えだね

お母さんはプロのカウンセラーじゃない

私を受け止めきれない時だってある


不器用な凡人
精一杯生きてる女性

私は彼女を

私という形の違うピースに
力ずくではめ込もうとした

お母さんのピースは
もうヨレヨレになって
しまった


私とお母さんは何度も
喧嘩した


ある日いつものように私が問い詰めてたら


お母さんは
急に洗面所に行って
ピシャと 戸をしめて



わんわん泣いた

子供みたいに


私も涙と鼻水を床に垂らして

わんわん泣いた


死にたい
なんて言ってごめん

お母さん


ごめんね、


ごめんね、、




2008/12/09 (Tue)
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