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[88878] 刀寿さんとの共作1

詩人:あいる

「肌色ふーせん」


君に会えたことだって
偶然じゃないの

生まれたときから
君に会いたかった


君だけの二人
その二人は、ぼくそのもの
二人は一つ
他じゃ駄目
代わりは居ない



朝つゆに浮かぶ

肌色風船

二人でいるときの
君のこと

「ふわり天空に打ち上げよう」
気分たかだか雲走りして


露霧オードブル
吸い込むの

(うっすら七色の香りだよ

小春日和の冬の日や
 冷やっこい春の早朝とか)

元気出せるよ



愛は
足りないくらいで ちょうどいいの

互いが
大切さに気がつけるように

会えるのも
今は、 たまに だから、

思いっきり甘え合おうね



キスは下手なままでいいの
込めた想いは
君だけに伝わればいいから


はにかみが、かっこいいってさ
濃い思いが中に詰まってるものだから

そうして、

見た目より、
ちょっと見えない
接点ポイントを優先するんだ


二人だけの秘密まで行かない、内密
見ても分からない
感じさせたら分かるかも


惚れ惚れする
裸の御姿
すっきりした たたずまい
君がその気になりさえすれば
二人は晴れの日の御輿かご
で、
嫁入り道具を抱えて輝く  そんなのも、いいかもね

君の脇をつついて
笑顔をもらいたい  な〜んてさ。

お伽の国の話だと、遠巻きに思ってた
でも、今、頬っぺつねると、痛いんだ


(なんでもない普通の時間で、
身の回りは、なんてことはないし、
なんにも ないけど)
今日を記念日にしよう
二人の日にしよう


ちょうどよく、
春と秋を折半、

いいとこどりした季節が
今、新たに生まれる



朝つゆに浮かぶ
肌色風船

ふと見た手元では
てのひらを重ねて

手を繋いで 遥か彼方を眺めながら
「あ〜、君の手が冷たくてよかった」なんて想うんだ
なぜって、
あと何十年もかけて
ゆっくりと温めていくんだから

じっくり行ける
しぼまない風船は
いつか
どの日も
もし、見えなくなったとしても
此処にいるじゃない

しっかりと、さ
ね!

2006/11/05 (Sun)
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