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あいるの部屋  〜 「四季彩」への投 票 〜

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[195388] 四季彩

詩人:あいる

片道じゃ足らん
欲張って生きよう
肩肘張らず胸はって意味を
求め音め
がけて
どんぶり勘定と
生き様語った


おんぶにだっこ
花より団子
世間は言う何様
この有り様

塗り固められた
者へ届け
あえて
感嘆な言葉で放つよ
簡単な言葉で話すよ


心に種蒔いても枯らすのに
忘れた頃には芽吹く花蕾

災難や不快感
深い話じゃなくて
ただ不甲斐ないばかり

新しい目的地は敵地
出来高が物言う秘密基地

緻密に一途に黙って固まって
小さな液晶は虚像と化した
蜂蜜と林檎
韻を記すと激情画
向かうところ敵無しの
演奏家
なしステージ上
指揮するコンダクター
混濁した脳内で液状化
何かできそうな映像は
瞼とピントが合わず滲んだ


心に種蒔いても枯らすのに
忘れた頃には芽吹く花蕾

2019/02/22 (Fri)
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