ホーム > 詩人の部屋 > カィの部屋 > クレイジーハニー > 投票

カィの部屋  〜 「クレイジーハニー」への投 票 〜

  • カィさんの「クレイジーハニー」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[109550] クレイジーハニー

詩人:カィ

彼女が少し人と違うと感じたのは
珈琲に砂糖を3つ入れて苦いって言った時だ

二人の時はよく喋るのに三人以上で、大人しくなる

僕はよく笑う子だと思うのに、友人に聞くとそうでもないみたいだ

夜中に変な夢を見たと電話があったり

仕事中に今すぐ逢いたいとMailしてみたり

本気で、今は無理だと返すと『あたしも無理』、と言って笑っていた


彼女はいつも音楽を聴いていた
iPodを忘れるとあの歌のあの歌詞が思い出せないと、いつも頭を抱えていた


星がキレイと涙を流したり

朝日に染まる空がステキだと僕を起こしたりした

彼女は何故かいつも肩が痛いと言っていた

ベランダから、見える景色が変わってしまったと悲しんだり

洗濯機の音が好きだと言った


僕は

彼女のいる空気が好きだった

今すぐ逢いたい

例の病的なMailに僕は
『オレも』
とだけ返した

彼女は、会える会えないを聞いてるのではないと知っていたから

2007/09/11 (Tue)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -