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[52885] ☆秋夜風に吹かれながら☆

詩人:☆ндчдто☆

この手を離したくない  そう思わせたのは    寒く冷たい秋夜風だった 今までにこんなふうに思えたのは         世界でたった一人    君だけだよ       秋夜風に吹かれながら              君と知り合ったきっかけは普段使い慣れた携帯で  その日は少し暑かった  君の左手が恋しくなるとき僕はなにを思うんだろう 秋夜風に吹かれながら独り考えてみた                   君が泣いた夜は     月の光が目に刺さり   二人寄り添った夜だったね不安な顔を何度も浮かべ 僕の瞳を覗き込んでた  なぜ君に出会えたんだろうもう考えないよ     君の左手が       恋しくならないように……

2005/10/20 (Thu)
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