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[172505] 儚い夢は 雪の物語のよに

詩人:さらら

 


儚い夢を飲んだ
真夜中呑む水のよに



朝方見た夢のよに
虹 架かって消えながらも


夢の魚たちの泳ぐ姿は
せつなく時に鈍く彩りながら


在る雪の夜

星となり それは小さく
かがやく


いつしか星座 創り


いつしかそのさすらう
時の旅の風の向こう



幸福のために
うたいだす



幸福のため君たちから去るんだと


星座の一つ
そう かがやき ながら


その季節 消えた


きっと どこかで
幸福のために


新たな世界 歩いて
旅していく



儚い夢は 雪の物語のよに

いつしか違う季節

迎えるだろう












2011/12/03 (Sat)
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