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[150256] 一行詩集_いっしんつむぎ_]]

詩人:山崎 登重雄



ぽぽいのぽいっ / 片付けるたび 知らずに重たい背中

すくらっぷ・ぼく / うきうき しょぼーん 心 ペタペタ

雨 / 泣きやむまで見つめてる

裸 / 悟れる気がして雨を抱く

熱 / 何度だってかまわないさ

響 / かき消すのは雨音か歌か

瞳 / 比類なき眼光に惚れたのさ

声 / 旋律にも聴き惚れたんだよ

嘘 / つかないよ毎日惚れ直しさ

生き方 / 命 音楽 言葉 子供たち 君への想い ありがとう

もうひとつ / 穏やかであるように おやすみ

風邪に苦しむ / 潜んでだヨコシマに吹かれ

温もり / 二人ぶんなら孵化が早いよ

大丈夫かい / 越冬の刹那に潰されないで

性欲 / 愛なのか愛ならば愛したい

歓喜 / 君を好きな事が一番嬉しい

最愛 / 寿命を知る 最後の君を愛したい

金木犀 / 記憶に残る この花の色 鮮やかな 君の爪先

落日の刻 / 一目逢いたい 君で目を焼き尽くして 網膜の記憶に

優先席 / 僕は星になる 君は まだ咲く場所がある

約束の詩心 / 僕は綴る絶筆は天に預けて

輪廻転生 / 今日の命は尽きるとも明日また生まれ君を求める おやすみ

待合室 / 人知れず病知る人 溜まり

診察室 / 溶け込んだ時空に 薄む影

ベンチ / 撫でては無想を 誰が知る

喫煙所 / やるせなさ煙りが連れ去り

深呼吸 / ひなたぼっこに胸を張りて

太陽が抱いてくれた日 / 穏やかに過ごせてよかった ありがとう おやすみ

泣いとらん / 夜の海に走る シャウト!

欧米か / ハローグッバイポリスマン

またあした / 君が微笑むなら君が昇る頃

昔々とおどけてあげる / だからおやすみ また明日

遅刻だね / 無理をしないで体を休めよう。おやすみ。ごめんよ。

起きてるかな / 会いに行ってもいいかな?

言葉で / 会話しよう。文字じゃなく言葉で。

夜中だしね / 気が引けて連絡もできない

仕方ない / 眠るべきは己が魂か。 ごめんよ。おやすみ。

2009/11/21 (Sat)
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