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[5498] 問掛け

詩人:lua

横顔や

しぐさが

たまらなく好きだった


昼間良く晴れた後の

秋の夕暮れが綺麗で

西の空

ずぅっと見つめていたよね

白い雲が

お日様に染められて

空一面

オレンジ色の絵の具を広げたみたいだったの

ねぇあなたは

その日を

覚えてる?


いくらあなたに問掛けても

答えは無くて

ひとりでに

返ってくるのは

沈黙という名の

悲しみ


ねぇあなたは

私を

覚えてる?


ねぇ

あなたに

私の声は

届いてる?

2003/11/02 (Sun)
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