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[120569] 36

詩人:egnever

ダメだと気づいたとき僕は どうやって生きるんだろう
何度10年前にもどれたらと 悔やんでる
ひとりぼっちで家路につく僕の背中は
今どう写っているのだろう

あの日々が僕に役に立っているのだろうか?
そう過去を振り返り計算してみて
空を見上げる自信もなくすんだ

もう手遅れなのはうすうす気づいているんだ
僕はあまりにも一人でわがままに過ごした
その代償は一生になって返ってくるんだ
もう、さよならすら言えないんだね


僕がどんなにがんばろうが 一生懸命生きてようが
暖かい拍手なんてとんでもございません さみしい
せっかく身につけた 頼りにしてた自分の力が
こんなにも頼りにならないものとは思いもしなかった

信じれる自分を失えばもう行き場はなくなるよ
信じれるものが本当になくなったとき
僕は虫にでもなった気がした

じぶんのあらゆる病に悩まされてはいけない
そんなことは頭ではわかっているけど
現実の壁はきびしくてなかなか
立ち上がってがんばっていきたいけどね


なぜ、誰もまわりにいないんだろう
いつから僕はひとりになってしまったんだろう


どうせ一人だともう悟ってしまったならば
後戻りはできない 前にすすんでいくだけ
誰にも強制されるわけでもなく
それは誰が必要としているわけでもないが
僕はその生き方を必要としている
だからゆえに進まなければならない
追い詰められて発揮する力は長くは続かないだろうが
それでもなんとか生きていく
僕は生きている

2008/02/07 (Thu)
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