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[105631] ゆれる:ウズキ

詩人:右色

壊したいのいかどうか聞かれれば
「壊したい」と
はっきり答えるだろう

でも
聞かれていないから
僕は
この関係を壊しはしない


それでいいとする
僕は卑怯者だ
なまじ答えを出してる分
すこぶる付きに


もちろん
僕のせいではあるんだけど
君のせいにもできてしまう
そんな卑怯


曖昧だけど
楽しくて
ヤケドしない程度に
熱くて
冷たい

気付かなければ
夢のように幸せな
そんな関係


しかし
そんな関係も
その先を想像してしまった僕には
僕の「望んでしまった世界」
とを隔てるガラス製の壁になってしまった


壊すのは簡単だ
そんな方法は誰だって知っている
ただ
壊れやすい薄いガラスのはずなのに
向こう側がまったく見えない
そのクセ
立ち止まっている僕の姿がよく映る
見たくも無い
卑怯者の姿がよく見える


そこまで行くともうだめだ


言いたいことも
やりたいことも
その意味も目的も
何よりも僕の答えすら
全部バラバラに分解されて
まったくカタチにならない


そこで僕は黙する
だから君の前でも黙っている


そうして
一人になれば
しっかり板に付いてきた
自嘲的な微笑みを浮かべている

2007/08/07 (Tue)
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