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[91974] †命の重み・魂が消える時†

詩人:†水無月†

命を落とすのは とても簡単で…
でも無くしたら…二度と戻らない…
だから人はいつも
背中に†命†と言う重たい荷物を背負っているんだ…

その荷物はとても重たいけれど
途中で降ろしたり出来ないんだ…
どんなに重たい荷物でも
果てる時まで一緒なんだ…

でも もうじき僕は その荷物を降ろすんだ……

どうやって…って?

自らの手で……
この重たい荷物とはサヨナラだ……

僕がこの荷物を降ろす時
僕の魂の灯火も消えるんだ……
心の中の光は闇に埋もれて
†僕†と言う存在が消える……

記憶はただの記憶となり…
感情もない……
冷たい屍となる…
そう遠い未来じゃないんだよ……

もうすぐ 皆の中の僕は
†存在†ではなく
†記憶†となる…
そして 時が流れれば……
†記憶†の中からすらも居なくなる

†命†と言う荷物を降ろし
†魂の灯火†を消す

簡単だけど二度と戻る事は出来ない…

暗闇の中にいる僕はどんなだろう……
もうじき その答えが分かるよ…きっと………

何故なら僕がもうすぐ
荷物を降ろし
灯火を消すからね…

だから…もう……

終わるんだ……

何もかも………

2006/12/24 (Sun)
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