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[25966] 皐月 -逢月-

詩人:ゆぅ

切っ掛けは
幾度目かの電話

逢おうと
言うあなたと
孤独に
負けたから

梅雨入り前の
火曜日
知り合った
翌月のできごと

言い訳は
何とでも けれど
決めたのは
誰でもない私

人通りの
少ないバス停

隠れる様にして
あなたに
出逢った夕方

沈むのは
夕陽と罪悪感

山間の道
走らせた車で

星が見える頃
躰と躰
繋いだだけ

深い意味も
何もない
欲と欲の行為

それだけの
出逢い
それだけの関係

2005/01/23 (Sun)
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