ホーム > 詩人の部屋 > 高級スプーンの部屋 > 給食の時間を過ぎても > 投票

高級スプーンの部屋  〜 「給食の時間を過ぎても」への投 票 〜


[56227] 給食の時間を過ぎても

詩人:高級スプーン

残した給食
どうしても食べられない
眺めるのも飽きたし
教室から離れよう

誰とも目を合わせずに
駆け抜けていった
幼き君は今

僕として生きている
足早に過ぎる毎日に
不満を漏らしながら

残された給食を
今頃になって
ちびちび
食べている気分

不味くても
仕方ないと
諦めばかり早くなり
僕は席に座ったまんま
外へ飛び出せない

2005/11/18 (Fri)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -