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[172116] 青年の主張

詩人:高級スプーン似

語るように詩を読んで
叫ぶように唄を歌う

夜に咲く月のように
朝を告げる陽のように

慎ましやかに時を過ごし
ステージ上では拍手喝采

けれど
欲を持て余し
帰り道では涙を流す

みんなの前では
絶やさぬ笑顔
他には誰も見ていない
鏡の前では笑えない

温もり冷えて
底に落ちる滴
やがて凍る水溜まり
転んだ姿
見てしまったのは
顔を引き攣らせている
誰か

語るように詩を読んで
叫ぶように唄を歌う

本当はそうしたいんだ
そうしたいのなら
やればいいのに
大人だからと理由をつけて
ペルソナから漏れるのは
言い訳ばかり

夜に咲く月のように
朝を告げる陽のように

なりたい
なれない
なろうとしない

痛い痛いと時を過ごし
ステージ上はもぬけの殻

社会で争い敗北し
抜け出てしまった感情は
今どこで
何をしてるんだろう

噂をすれば
聞こえてきたのは

語るように詩を読む声
叫ぶように唄を歌う声

仮面を外して
見る空は
暗く醜く
だから明るく美しい
棒読みでも
頬を伝う温もりは
嘘じゃない

気付けば
目と鼻の先にある
それは落としたはずの

感情

理由は要らない
大人になっても
要らない自己なんかない

分かち合うように詩を
泣き叫ぶように唄を
内なる全てを解放しよう
こぼれる笑みも悲しみも
吹き抜ける曲に乗せて
唄を歌おう

2011/11/10 (Thu)
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