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[113188] カタルシス(katharsis)

詩人:山鳩

哀しみが引き潮のように

次第にこころの片隅から

消えうせようとしている


不思議にも別れた後で

僕にとっての君の存在が

客観的に見れるものであることに気付いた


皮肉なもので

一緒にいる時には

多面的な見方などできるはずもなく

それ自体が魅力の虜になっていた

ある種の恍惚状態であったかもしれない


ずっとこころの片隅で淀んでいた

長年のしこりのようなものが

いま打ち砕かれたような気がする


君が去りここに残していったもの

よみがえる君の言葉の数々から

多くのことを僕は学んだ

それらはすべてこれからの

僕のこころの浄化に

作用している

2007/10/24 (Wed)
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