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[144352] 初夏凛々

詩人:


水風船が弾けるように
潔く声をぶつけたんだ

若葉は日差しを味方に
強がりな青葉になった

よくやったと
私を褒めながら歩く

凛々と新しい靴で
だんだんと胸が痛んで

ゆっくり歩けと
大人は言うけれど
やっぱり今は走らせて

水たまりに映る空を
ジャンプして

上り坂に負けないで
階段を軽やかに下りて

そのうち涙も忘れて
君への気持ちも
私から離れて飛んでく

両指で作ったカメラで
どんな瞬間を残そう

私だけの景色を
手に入れてみせるから

見上げれば誇らしげな
コバルトブルーの空

2009/06/04 (Thu)
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