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ケイナの部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] DON'T CRY
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貴方は私に言った。

あの暗い夕暮れの中

悲嘆に暮れている私を前にして。

涙堪えてる事なんて

貴方にはとっくにばれているの。

今までもそうやって

涙隠しきれていたのに。

意地を張って笑って見せる私に、貴方は言う。

御前は独りじゃない

御前は悪くない

御前には俺がついてる

御前は胸張って生きろ

そして

「泣くな」と。







私は独りぼっち

私が全部悪い

私には味方なんていない

私は生きていたくなんかない



初めて、人の前で

私は、泣いた。

2007/09/21 (Fri)

[2] カノウセイ
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もし、私が鳥だったら
もし、貴方が私だったら
もし、世界が暗闇だったら
もし、空に星が無かったら
もし、明日で世界が終わるとしたら


そんなものは何の意味も持たない
この世界において「もし」なんて通用しない
夢見る者に安息は訪れない
風待ち人の元に風は吹かない
星読みは星の本当の意味を知らない


それでも人は探し求め続けるのか
裏路地に転がっているかもしれない幸運を
自分という全てに賭ける為に。


けれど

もし、それがあり得るなら
それはそもそもあり得ない

2007/09/21 (Fri)

[3] 仮想現実
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好きなら好きと
嫌いなら嫌いと
そう言ってよ

言葉は伝える為に有るんでしょう
何故嘘ばかりつくの
何のために隠そうとするの


黄色の絨毯さながらに
歩道の端っこに積もったイチョウを
ふかふかと踏みながら
それでも心はごつごつしてた


貴方があんな事を言うから
信じてたのは僕の勝手かもしれないけど
それとも、何
今までのはみんな貴方の芝居だったの?
親友だと思ってたのは僕だけだったの?


黄色い石垣の上に座り込んだ
僕はもう
心のベールの下を察するのに
疲れてしまった


僕は思ったより
貴方のことを知らないのかもしれない。

2007/09/21 (Fri)

[4] コトバとココロの二重奏
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「ごめんね」

もう遅い

「ありがとう」

放っといて

「貴方が好き」

私は嫌い

「どうしたの」

うるさい

「笑って」

泣いてやる

「嘘吐かないで」

あんたもな

「頑張れ」






もうこれ以上
「頑張れない。」

2007/09/22 (Sat)

[5] 帰路
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学校から家路につく
重たい希望と
不確かな夢とを
水銀灯の儚い灯りの下で
蹴り飛ばし、蹴り飛ばし。

1日の自分の言動が
ふと脳裏に舞い戻り
嫌な気持ちになる
すると
私の中の「理想の私」が
勝手に
過去の友達と会話を始める
私も考える
明日は、きっとうまくいく
今度こそ、こんな自分とは別れてやる

そして、今日も
学校から家路につく
重たい希望と
不確かな夢とを
水銀灯の消えかかった灯りの下で
蹴り飛ばし、蹴り飛ばし。

2007/09/22 (Sat)

[6] I wish I could well.
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自分に甘えるな


自分の弱さに甘えるな
自分の過去に甘えるな
自分の若さに甘えるな
自分の不幸に甘えるな
自分の可能性に甘えるな
自分の無能に甘えるな
自分の不安に甘えるな
自分の夢に甘えるな

やれば出来る
そう信じて
今まで、生きてきたのだから

これからも、
そう信じて
生きて行かなければならないのだから


自分に甘えるな

2007/09/30 (Sun)

[7] Marauder
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あなたがすき

貴方を見る度に
心臓が変な風に動く
いつからだったかなんて、思い出せない
だって、いつの間にかだったから

気付くと、貴方に視線が行ってる
そして、身悶えてる
友達に「気持ち悪い」と言われる
でも仕方ないよ
貴方がそんな笑い方するから

もし付き合ったら
もし付き合えたなら
傷つけてしまうかも
貴方の事
私には、前科があるから

それでも
あなたがすき、なんです

2007/10/21 (Sun)

[8] That's why
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「あんた、誰」
振り返ると
そこには
僕が居た
「僕は」
「名前を聞いているんじゃない
 誰か、と聞いている」
僕は黙りこくった
そんな、いきなり言われたって
「知らないよ」
「知らないのに、ここにいるのか
 知らないで、生きてるのか」
「ああ、そうだけど
 あんたには関係ないでしょ」
「いや、関係ある
 ってか俺しか関係無いんだよ」
そう言って、僕に背を向ける
そいつには翼があった
一対の、黒い鳥の翼
僕が一番欲しい物を
そいつは持っていた
「いいな、それ
 僕も欲しいよ、翼」
「欲しいんなら、やるよ
 でも御前にこれをやったら
 俺は自由になれる
 そしてあんた
 死ぬよ
 よく考えるんだな」
黒い翼を広げ
そいつは飛んでいった

2007/10/21 (Sun)

[9] lonely
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雑多の中を歩いてみる

タニンに紛れて
わたしがいる


「ここにいるよ」


行き交うのは

自分じゃない
タニン

2007/10/23 (Tue)

[10] 空へ
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「人を助けてあげられる程
まだあなたはしっかりしてない」
誰かに言われた気がする
あるいは
自分に言い聞かせたやもしれない

腕をめいいっぱい広げても
これっぽっちしか届かない
「たったこれだけでも」と
前向きになれたらいいのに

雲一つない空
窓から眺めると
溶け込みたくなるそれは
見上げると
あまりにも広すぎて…

わたしには、まだ
見えないモノ信じる力
ないんだ

2007/10/23 (Tue)
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