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樹厘の部屋  〜 投稿順表示 〜


[11] あの日の雨
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雨の日の午後 一人公園のベンチに座ってた
涙堪えて 下を向いた
誰にも聞こえないように
「何もいらない」呟いた
そんな僕に後ろから声を掛けてくれた君
「全てを失くして気が済むなら どうしてあなたはここにいるの?」

今なら答えられる
「本当は温もりが欲しかったから」
あの日 振り向き見えた背中は遠ざかる
たった一言だけど きっかけをくれた君の「言葉(温もり)」
今欲しいのは 君と向かい合って話せる時間
きっと二度と会えないだろう
一番欲しかった温もりは
あの日に手に入ったから

2007/05/30 (Wed)

[12] ゲインズブールへ花束を
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この街で初めてゆっくり歩いてみた 人々は忙しそうに早歩きしてた

この荒れた街中で一つの花畑を見つけた
そこにあなたは座っていた
一人で花を見つめている
自然と声をかけていた
振り向くあなたは

あの時はあなたと並んで歩くとは思わなかった
手を繋ぎ二人で歩く
さよならが言い出せなくて
月が昇るまで立ち止まっている

2007/09/04 (Tue)

[13] 繋がれて
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望まない別れに 旅の時間を長く感じさせられる
君と見た空が幕を下ろす時には 二人の言葉はもう約束に変わる
そうして本当にわかる事だってある

何度もそうやって強くなれるから

君が僕との明日を望むなら僕は君が一番よく見える場所にいたい
伝えたい事を上手く伝え切れないままに離れてしまったから
次に会う日までにまだ増えていく想いを
ただ一つの答え 愛に投げかけて

2007/09/24 (Mon)

[14] 銀雪原
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今年もあなたの季節がきました

雪があなたの白い肌と重なります

僕はあなたを思い出さないように

街の明かりに逃げます


だけど


照らされた雪が銀色に輝き

逃げることを許しません


だから


僕は眠ります


夢も見ないほど

深く

2007/12/20 (Thu)

[15] 狂喜
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愛は 狂いながらも冷静でいること

ならば 僕は愛を証明するために冷静にならなければいけない

あなたを壊しそうなほどの思いを

冷たく静かに


でも それはあなたも同じだったみたいで

だから我慢しないで
朝まで狂喜した

あんなにドロドロした夜を過ごしたのに
感じたことないぐらい朝陽は綺麗で


気がつけば

二人は 壊れていた

2007/12/20 (Thu)

[16] 駄恋
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まだ



まだだ



まだ倒れられない


ただ



ただ



君に狂わせて

2008/01/05 (Sat)

[17] 日向に咲いた日陰草
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私は日陰草
日は当たらない

私は日陰草
長く夢見ています

伝わらない想いを
届くことない想いを

愛しています
愛しています

言葉にしても
あなたの前に咲くことは許されないから

私は日陰に咲きました


なのにあなたは
私の前に立ってくれたから

私は日向に咲きました

私は日陰草
もう怖くない

私は日陰草
胸を張って

日に当たってもいいのだから

2008/01/17 (Thu)

[18] 愛が繋がれば
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眩し過ぎるから 僕は目を閉じた 君から目を逸らしていた


いつも優し過ぎるから 僕は悩みを抱えた 君と釣り合えないねと

どうしても一歩踏み込めなくて
君の優しさしかない恋に見えたから 叩いた君を恨むことはない

触れたら火傷する ヘタな理由付けて さよならも言いそびれたよ
これでいいんだよ 君のためなんだ バカな僕が残ればいい


少し冷静になって 顔を洗ったりすると 部屋に残る優しさが

日常にこんなにも君がいた
理由なんかいらないな 僕は駆け出した
扉の向こうの君は泣いていた

君が泣いたこと 僕にできること 今はとにかく抱きしめる
もう迷わない もう離さない 愛しさが溢れてくる

抱き返して くれた君のこと
僕は見つめ続けたい

2008/01/23 (Wed)
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