嫌いなうるさい曲も
チャンネルを変えてた
サッカー中継も
いつの間にか好きになった


貴方の好きゎ
きっとアタシの好きになる


こうやって
貴方色に染まっていくと
幸せを感じるんだょ？

伝えてしまったら


今の関係が崩れそうで

心に閉まったままの
一番大切な気持ち…



「大好きだよ」

大切に保護したメールを
ひとつひとつ
読み返して
ひとつひとつ
保護を解除した


自然に消えていくのを
そっと待つ


全てが消えた頃には
前に進めている自分が
いますように…

アタシには
貴方を見れる目がある
貴方の声を聞ける耳がある貴方の所へ行ける足がある貴方と喋れる口がある


でもアタシには
貴方に気持ちを伝える
勇気がない…

退屈な授業のノートの隅っこに
何度も書いた貴方の名前
少し照れながら書いた
あいあい傘
ページをめくるたび
記念日だとか
ハートマークが
書かれてあって
どれだけ一緒の時間を過ごしたのか
嫌でも思いだしてしまう


腕の中の体温
繋いだ右手
微かな香水の香り
アタシの名前を呼ぶ優しい声



どれかヒトツでもぃいから残してほしかったょ



空を見上げて
今日もアタシゎ思う



こんなにも
貴方が好きですと

こんな雨の夜ゎ
どこか切なくて
なぜか悲しくて…


貴方が傍にいたら
きっと
こんな夜でさえ
幸せなのに

そっけないメール
いつもきまって
にこにこマーク


たまにね
ホントにたまーに
ハートマークがついてると

きゅんって
ちっちゃな幸せを感じるんだよ？


女の子って
そんな些細な事で
嬉しくなるんだょ？

貴方を忘れる為に
お揃いで買った物を
捨てようとしたの


そしたらね
部屋に残ったのゎ


哀しい顔をした
アタシだけだった

今ゎ別々でも
時間がかかってもぃいから貴方とアタシの道が
交わりますように

コンビニで買った
安っぽぃ花火だけど


貴方とすれば
恋花火