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快感じゃがーの部屋  〜 投稿順表示 〜


[11] ねじれの関係
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【正味な話】


別段、
僕は嘘が好きとゆう
訳ではないし

嘘吐きと呼ばれたい
訳でもないし

隠したい本音も
ない

ねえ
誤解してない?



別段、
僕は君が好きとゆう
訳ではないし

恋人と呼ばれたい
訳でもないし

守りたい誰かも
ない

ねえ
自惚れてない?



別段、
僕は彼が好きとゆう
訳ではないし

弱虫と呼ばれたい
訳でもないし

黙っている理由も
ない

ねえ
買い被ってない?



真実とか虚実だとか
大差ないよ
君の前ではね
多分みんなおんなじ


自由とか愛だとか
叫ぶそれら
いったい
どういうものなの?


泣いて欲しがる其れを
さあ、此処でみせてよ






わかった
成る程
そうゆうことか


ごめん、僕
君とは
理解り合えそうにないや

2007/03/29 (Thu)

[12] 出来心
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つまらない
言い訳をして

明け方
家に着いて

埋まらない
深い穴を

遠くから
覗き込んだ

誤って
堕ちたら最期

助からんぜ?



くだらない
見栄を張って

真夜中
家を飛び出して

埋まらない
深い穴に

大声で
叫んでみた

謝って
落ちたら最後




もうこの恋
助からんぜ

2007/03/29 (Thu)

[13] 遠距離恋愛
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潔癖な彼
白すぎる指先
細い髪の毛
一本一本

長い睫毛
大好きな青
綺麗な爪とか
笑顔とか



逢いたい想いが
毎晩募って
わたしの心を
締めつける

逢いたい想いが
嫉妬に変わって
あなたの夢を
縛ってる




素直に
"愛してる"って

あの時
云うべきだったかなあ


でもね
目を閉じたら
あなたの吐息が
聞こえてくるの



・・・



待ってるから
温めてるから

どうか早く帰って来て



わたし、いま
この恋の続きが
見たい

気になって
夜も眠れないよ!


2007/03/29 (Thu)

[14] 人間失格
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もういいの
引き下がれないわ

後戻りすることも
出来ないから?


進退明らかにするなら
現在よ

定刻見計らって
藍錆色の闇にダイブ



口論の後の
物憂げな朝

切ないのは、君が
眼を合わさない



温めの現実
緩めの幻実

声が出ないくらい
愛をしてた



踏み込んで

あと一歩
踏み込んで、

痛みを快感に
変えること 出来たなら

あたしは
変われたのでしょうか


わからないなら
もう要らないけど



堕ちてこう
溶けてこう

例え、
哂われてもいい

あたしはそうよ
人間失格



開き直って
沈む地球裏

2007/03/29 (Thu)

[15] 
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慣れてるよ
こんな光景は

もう何度
見ただろう

知ってるよ
これからの展開も

目に、耳に
焼き付いてる


孤独だなんて
格好つけて
笑ってみたよ

自由だなんて
大人ぶって
語ってみたよ


だけど
やっぱり
足りないや


いつもそう

おんなじとこで
つまずくの



"経験が故の怠慢"



だから

要はね
傍に居てほしいんだ


きっと君は
強がるけど


言っただろう?
僕はお見通しなんだ

これからの展開は
目に、耳に
焼き付いてる

2007/03/29 (Thu)

[16] なみだ
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泣いて、いいよ


泣いて泣いて
泣くの


強がらないで
ほら
泣いていいよ



泣いて
リセットして

気持ちを
もとに
戻すから

"涙"って
いうんだよ


強がらないで
ほら
泣いていいよ



泣くことは
弱いことじゃ
ないから


弱さに
甘えたまま
泣きつづける
ことを

"溺"れてるって
いうんだ


あなたはいま
ちゃんと
その足で

"立"って
泣いている
でしょう?



涙は
涸らすものじゃ
ない

泣いて
あなたを
潤すものなの



だから
泣いていいよ


強がらないで
ほら
泣いていいよ

2007/03/31 (Sat)

[17] シュガーレス
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先刻から
何だか
そわそわしてる

気持ちだけが
前へ前へと
走り出すの


眠れない



先刻から
何故だか
ふわふわしてる

身体だけが
上へ上へと
地に着かないの


目覚めない



どっちも
わたし自身だから

どっちが
欠けても困るけど


いつも
噛み合わなくって

結局、前に進めない



後悔だの
自己嫌悪だの

後味悪い
感情ばかり。


濃すぎる珈琲みたい


わたしは甘党だから
苦いのは嫌

砂糖もミルクも
入れたいのに




取り敢えず今、
事はシンプル。



明日は
1ミリでもいいから
未来を掴む
努力をしよう


1段でもいいから
外へ這い上がる
経験をしよう



甘ったるいばかりの
人生ぢゃあ
いけないってこと

神様はよく
理解ってるよね





2007/03/31 (Sat)

[18] 熱帯夜
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けったいな名前だわ

愛していると呼べば
嘘も真実



混ぜられた
色とりどりの抜け殻から
本当のわたしを
如何やって
見つけよう




丸い眼が
丁度何かを捕らえる




知らばっくれても
如何でもいいけど

ツケは廻ると
識っていて?


帳尻なんて
何をぬかす

地球も月も
回っているし
季節も時間も
巡っている



此の世はそんな風に
ただ動く

あなたが居なくても





未だ云うか
博愛染みた理想論

語る右手に
ラッキーストライク


ほとほと
嫌気がさしているわ






今宵は、熱帯夜






加速する舌に
急ブレイキをかけた

消防車のサイレン


零れ落ちる灰は
あの日の愛か

シーツの下の
現実を焦がしている




私は、
誰かに都合の良い
未来なんて
要らない


あなたももう
必要ないのでしょう?

寄りかかるだけの
話し相手など






さあ、火傷しない内に

早く 煙草の火を
消しなされ



狂った炎が
あなたを傷つけても

私は如何しようも
出来ないから

2007/03/31 (Sat)

[19] サバイバーズ・ギルト
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痛み感じたい。



傷口に侵食るよな,
『甘い罪悪感』と

生きてるが故の
『拙い孤独』で



絞め殺されちゃいたい




もう何も感じたくないって
きみも云って,

月明かりの下に
全部切り落として

心を二人で溶かした




ホントウに現実とすべて
引き離せたなら

もうあんなふうに
朝に怯えることも
光を避けることも

しなくていいんだよね・・










でも不思議

ぼくは物足りなくて





ねえ

二人で戦うことを
夢見てた日々は

何処へいったんだろう?


ぼくはヒトリぢゃあ
なあんにも出来ない




強さ見せつけたのは
弱いこと見抜かれない為で,

嘘吐いたのは
自分守る為だった





・・・





でも武器は捨てる

戦いはやめよう



正直になれたら
「裏切り」さえ
愛しく思えるはずさ




『どうせ死ぬなら
生きてるイマを感じようよ?』








・・・そうさ。




いつだって世界は残酷で,
当たり前に「汚染」されてる

2007/04/15 (Sun)

[20] 暗幕
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黒い雲がぜんぶ
隠しちゃって
何もかも
視えなくなって

あたしには本当に
なあんにも
此の手に残ってなかった



闇の中に描く光は
どうしようもないくらい
眩しすぎて

暗幕に隠れた
キミを探すよりも
きっとあたしには
むつかしすぎた




傷とか痛みとか、
自虐する夢は

頭を揺らして
思想に耽るキミが

いつのまにか
高層ビルの屋上から
落ちてゆくって魂胆だ。





どうして、
あたしには力がないのかな




キミを引き止められるくらいの
強くヤサシイ言葉が

どうしてこの世界には
ないのかな




もどかしくって
爪を噛んで

傷めた傷口
また疼かせて



リピートするあの一節が
まだキミの頭を揺らしているの?






指切りした小指を
包む淡色に
今はただ願ってしまえ


この黒いカーテンが
再びひらかれることを

2007/04/15 (Sun)
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