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夢姫の部屋  〜 投稿順表示 〜


[43] ねぇ
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ねぇ

今日は仕事終わってから何してた?

いつもよりメールの回数が少なかったね・・・

あなたからおやすみメールが届いてから

すぐ返信したんだよ?

ねぇ

気づかなかった?


貴方が何しているのか

いつでもわかっていたい

ねぇ

今 何してるの?

ねぇ

返事してよ

ねぇ・・・




寂しいよ・・・







2004/02/10 (Tue)

[52] 林檎〜ラブリー〜
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わたしの胸に

顔をうずめて

赤ちゃんみたい

とても愛らしい


わたしの茂みに

顔をうずめて

まるで乾いた喉を潤すように

息を荒げて

果実から溢れるジュースを舌ですくって舐める


とても愛らしい

とても愛しい


今も罪の果実を求める貴方が

たまらなく愛らしい


いつでも赤く熟した果実から

甘い果汁を貴方にあげる

たんと召し上がれ

可愛い私の貴方



2004/02/16 (Mon)

[53] to die
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「死ね!」

「今すぐやれ!」


痛い…

痛いよ…


結局は自分を救えるのは自分だけ


「早くやってみせろよ」

「できもしねぇくせに」


ずっと胸に刺さってる

言葉の刄

たまに痛み出して眠れない


「早く死んでみせて」


死ぬことを躊躇わすのは

お前じゃない

自分が死ぬならお前の女も殺す

当然だろ?

どうやって殺してくれようか

どうせなら楽しくやりたいね

あいつの存在が気に入らなかったんだ

最期くらい楽しませてよ
お姉さん


本当の望みはこんなことじゃない

生きていたいし

人を殺したくもない

めんどくせぇよ

死ぬのも殺すのも


生きる意味?

言葉にしないとわかんないか?

存在理由?

そんなもん他人に聞いて与えられりゃ満足なの?

知ったこっちゃないね

生きていたいから今も息してんだろ

くだらないこと考えてないで早く寝ろ

「その考え方を今すぐ殺せ!」



2004/02/17 (Tue)

[66] 暖かな冬
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白い息を吐きながら

髪の毛は強風に煽られぼさぼさ

君はしっかり僕の腕につかまって

「寒いね」ってしかめっ面

歩きずらいけど

君が僕にくっついてきてくれるから

寒いのも万更悪くはないかな


細い体を縮こまらせて

下向き下限でちょこちょこ歩きながら

僕に擦り寄って来る君

「寒いね」って言いながら

パーカーのポケットで暖めていた僕の手の中に

冷たい手を滑り込ませてくる

僕だって寒いのに

だけど冷たい手を握り返して暖めてあげる

「暖かい」って微笑む君

その笑顔が見れるだけで

寒いってのも万更悪くない



2004/02/19 (Thu)

[68] ヒロシ
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全部 愛して

足の指の先から

髪の毛の一本一本までも

唇も目も

足も腕も

この小さな胸も

私は全部ヒロシのモノだもの


ヒロシの体温が

私の体温を上昇させる

たった一人の人のことが頭から離れなくなる

他には何も考えられないの


足の指の先から

全部 愛して

この瞳も唇も

小さな胸も

髪の毛の一本一本までも

全部ヒロシのモノなんだもの


2004/02/20 (Fri)

[76] 蝶々と花
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大きく咲き開いた

花弁に優しく口付けをして

零れる吐息を奪い尽くして

溢れる蜜で充たされる


貴方はまるで蝶々ね

背中の羽を広げて

手の届かない所へ行かないで

私はここで

貴方がはばたいて来るのを

花開かせて待つばかり



2004/02/27 (Fri)

[78] 僕の君
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いつからだろう

いつの間にか

こんなにも君のことが頭から離れない

時には悲しいほどに
君に冷たく接して

時には傲慢なほど
君を求めて

君の心を掻き乱してばかり

君の大きな暖かい想いに

僕は不安すら覚え

嬉しくなるほどに
君を疑ってしまう

どうしようもない僕を

受け入れてくれる君に
夢中なんだ

僕をこれ以上我儘にさせないで

どうか 僕を裏切らないで



2004/02/27 (Fri)

[82] 空模様
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いつも 雲ってばかりの空

たまに雲の隙間から光が射したり

でも晴れることがない空に
苛立ちを感じたりして


貴方が嵐を起こしたのは
昨日のことで

止む見通しもない

ただ 二人
手を繋いで助け合いながら
この嵐を乗り切るの

この嵐が止んだら

雲一つない晴天が訪れるから

風にも

雨にも

雪にも

貴方と二人なら
決して負けない


明日 天気になぁれ



2004/03/08 (Mon)

[84] 歩み
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夢を現実へと

歩む足取りが

一歩づつ

確実に


先が全く見えなかった

私たちの未来は

今でも見通すことなどできないけれど

繋いだ手と手は

離れることなく

きっとどこまでも歩いていけると



一度は脱ぎ捨てた

白い靴は

今でも白いまま

きっと何年たっても

私たちにとっては

色あせない思い出


今の気持ちをずっと忘れないで

貴方と手を取り合って

どこまでも どこまでも

ゆっくりでいいから

歩んでいきたい




2004/03/11 (Thu)

[99] 罪と罰
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この罪の代償は

私の永遠の愛で償いましょう

愛おしい貴方と共に歩んで行くこの道が

茨であったとしても

それが罰とて私には幸福


この罪の代償を

貴方の永遠の愛で返して

償うための愛なんていらないわ

誰かのためじゃなく

私のために

貴方のために

私たち二人のために

幸福を築いていきたい


二人の歩む道が茨であったとしても

それが罰とて

貴方と二人なら

それも幸福




2004/04/01 (Thu)
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